会社概要 Company Imformation
社名 | 株式会社改良園 |
住所 | 〒334-0059 埼玉県川口市安行944 |
電話 | 048-296-1174 |
メール | shop@kairyoen.co.jp |
創業 | 昭和26年 |
会社設立 | 昭和52年2月2日 |
資本金 | 1,000万円 |
代表者 | 代表取締役 西川道広 取締役 松本友紀 常務執行役員 浜崎大 |
従業員数 | 13名 |
取引銀行 | 三菱UFJ銀行 |
事業内容 | 植物と園芸資材の通信販売・卸 |
改良園の歴史 Company History
1951年 |
1951年に鈴木春吉翁(明治39年生)が埼玉県川口市で創業。春吉翁は18歳から40歳ぐらいまで切花の生産・出荷に従事し、40歳ぐらいから花卉の育種に取り組み、キク、ダリア、ナデシコ、ユキヤナギ、コデマリなどの新品種を作出し、市場で歓迎されました。1949年ごろ、通信販売による卸・小売を開始し、全国に販売網を確立しました。
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1955年〜1974年 |
昭和30〜40年代の園芸ブームの時代には、サツキの品種改良と生産を本格化し、1966年当時、サツキだけで7〜800品種を保存しサツキの生産量は日本一を誇りました。 |
1981年 |
改良園友の会ができ、会報誌の月刊『園芸世界』(現在は隔月に発行)を創刊しました。 |
1988年 |
花卉園芸界の発展に貢献した功績が認められ、春吉翁は財団法人園芸文化協会の園芸文化賞を受賞しました。 |
2000年 |
ヤフーと楽天のショッピングサイトに改良園オンラインショップe-flowerをオープンしました。 |
2022年 |
(株)ユニバーサル園芸社のグループ会社になりました。 |
改良園について About
当社は戦後まもない昭和24年から通信販売による卸、小売りを展開し、高度成長期に飛躍的に普及した家庭園芸を支えました。苗や種子から育てて花や実を楽しむ家庭園芸は、戦後に生まれた日本人にとって子供のころの懐かしい思い出として心に焼きついています。21世紀の今、SNSが発達し、モノや情報が簡単に手に入れることができるようになりましたが、その反面、個人情報の流出やSNSを使った犯罪は増え続けています。個人の自由や尊厳はないに等しい。家族の結びつきが弱くなったこともSNSに依存を強める結果につながったといえます。グローバル化した現代社会に生きる多くの人びとが「生きにくさ」を感じているのは間違いなさそうです。
インターネット全盛の時代になっても私たちが紙で印刷したカタログにこだわるのは、園芸とカタログの相性が良いからにほかなりません。気になるページに付箋を貼ったり、サインペンで印をしたり、ネット通販サイトにはないカタログならではの楽しみがあります。私が小学生だった昭和40年代後半から50年代初頭ごろ、年2回届く種苗会社の園芸カタログが家に届けられるのが待ちきれなかったものです。欲しい植物の苗や種子をカタログから選んで郵便局から注文書を送ると苗が届くのは数か月先が当たりまえ。届いた苗が花や実をつけるまで数か月から数年かかるのがふつうです。それでも、完成品の観葉植物やプロの農家さんが手塩にかけて育てた鉢花にくらべ感動の大きさがまるで違うのです。
植物はイヌやネコと同じ「生き物」であり人生の伴侶といえます。花や実をつけるまでの過程は子供が成長する過程と同じ。毎日、水やりや手入れをしながら見守りましょう。そこに体験があり、感動があるのです。時代が変わっても、いや、SNS全盛の今だからこそ私たちは、紙で印刷したカタログを作り続け、苗を売り続けます。
【スタッフ募集について】
人は一人では生きられないし、人生をどう生きるのかはあなた自身の問題です。人生は一度しかありません。会社に就職するなら趣味と仕事が一致しているか少しでも近いほうが幸せだと思いませんか。
当社では、こうした理念に賛同する従業員を募集しています。私は皆さんと改良園を日本でも唯一無二の種苗会社にしたいのです。面接に来てあなたの植物愛を語ってください。
応募についてのお問い合わせはメールまたはお電話で。
改良園が広めた品種 Famous varieties of the past
■1960年代
サツキ「紅梅」
■1970年代
金花茶(黄色い花のツバキ)
モミジ「桂」
■1980年代
キウイフルーツ「ゴールデンキング」「イエロークイーン」
ヤーコン
ペピーノ
ベニバナトキワマンサク
■1990年代
ツバキ「青い珊瑚礁」
■2000年代
バラ「青龍」